敏感肌もアトピーも、実はお肌はこんな状態だった!

敏感肌という言葉をよく聞くようになりました。が、そもそもどういう肌の
状態のことを指すのか、イマイチはっきりしません。
アトピー肌との違いは何か、或いは同じことを指しているのか。
そのあたりも含め、ここではトラブルに陥りがちな肌の状態について
見ていきたいと思います。

■敏感肌とは肌のバリアー機能が喪失した状態

 敏感肌とは外界からの刺激に対し過敏に反応してしまう肌のこと。
 その結果、ピリピリしたり痒くなったり、時には赤くなったりかぶれたり
 することもあるデリケートなお肌です。
 
 では、なぜ過敏に反応してしまうのかというと、肌のバリアー機能が失わ
 れているからなんです。
 
 普通の肌は天然のうるおい成分により外界の刺激から守られています。
 ところが敏感肌と呼ばれる肌質はなんらかの原因によりこのうるおい成分
 が少なく、お肌が乾燥しているのです。外界からの刺激をまともに喰らい
 必要以上にダメージを受けてしまう。それが敏感肌の正体なのです。

 しかし敏感肌という言葉自体は医学的なものではなく、皮膚科医は「アト
 ピー体質ですね」とか「カサカサしている」「かぶれている」とはいって
 も「敏感肌ですね」とは言いません。

 私たちが日常生活で不快な肌トラブルに見舞われがちな弱い肌のことを、
 健康で頑丈な肌と区別して、敏感肌と呼んでいるに過ぎないのです。

 
■アトピーも肌のバリアー機能が喪失した状態

 対してアトピーとはアトピー性皮膚炎という皮膚疾患のことです。

 健康な肌は適度な保湿機能があるため外界からの刺激に対してバリアー 
 となって護ってくれます。しかしアトピーの場合はこの保湿機能が弱く、
 肌が乾燥しているためにバリアーが働きません。そのため外界からの
 ちょっとした刺激もダイレクトに受けてしまうため、ほんのわずか接触
 しただけでも、かゆくなったりかぶれたりしてしまうのです。
 
 つまり、アトピーも敏感肌と同じ状態にあると言えるのです。

 しかしアトピーはその多くがアレルギーに関係しており、アトピーの他に
 も花粉症やアレルギー性鼻炎、喘息といったアレルギー疾患にかかってい
 たり家族に既往症があったりします。

 症状も激しいかゆみやカサカサの他に、赤みを帯びた湿疹や鳥肌のような
 ザラザラ肌、ひび割れ、結節(盛り上がり)などが現れます。

 また症状の出る範囲も頭のてっぺんから足のつま先まで全身に渡ります。
対して私たちが敏感肌という場合、その多くはお顔の肌のみを指していま
 す。

 もしもご自分がヒドイ敏感肌だと自覚されているならば、それがアトピー 
 であるか否か、一度皮膚科医を訪ねたほうがいいでしょう。
 アトピーであると判明したら、単なるスキンケアだけでなく症状を抑える
 ための治療が必要だからです。

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